散歩─2021年1月31日

カレー作ってない日も別に書いてもいいのでは、となったので書く。時世柄ずっと家にいるため誰とも話す機会がない。発信しないと緩やかに死んでいくだけだ！書くぞ！！

散歩をした。物が売れたのだけど梱包のプチプチが無かったので歩いて30分くらいのダイソーに行く。列、激伸び。こんなに並んでたかが110円の梱包材だけ買うのも忍びないというか元が取れない気がしたので皿を見る。今の冷蔵庫には黒ごまキーマ、豆カレー(茶)、打ち豆の炒め物(緑)があるのでそれに合う皿を探したけどなかった。結局、列が異様に伸びていたのは列の感覚が適切に取られていたためで、割とスムーズはけていった。激混みの店内でそこだけがソーシャルディスタンスが保たれているのを見て、嘲笑とかの意味じゃなく可笑しいなと思った。

帰り道、甘いものが食べたくてアーモンドチョコを買った。自分の事なんか未だによく分かっていないけど太りやすい体質なのはわかる。でも自分の中で20時以前なら何食ってもセーフみたいな所があるので買った。パーティー開けする必要なんて無かったのに試みたばかりに爆散させてしまった。作画に定評のあるアニメだったら自分を中心にグーンとカメラが回って周りにチョコの玉が浮かんでいるだろう。そうなんです。

もう今の家に住んで8ヶ月くらい経つから地理にもだいぶ詳しくなってきた。元住んでいた地域に比べると圧倒的に駅と駅の距離が近いので当たり前なのだけど、すぐ駅に着く。自分が強くなったと錯覚する。散歩、上手いのでは？と。実際そんなことは無い。不必要にパーティー開けをしたがる男なのだ。しかし手元に一つだけ残ったブツを口に含んだら満足はできた。自分はあまり1人で沢山の食べ物やお菓子を消化することが出来る性格ではなくて、だから今回も、甘い物質を少しでも口に入れるという行為が出来ただけで満足なのであった。

がしかし、元を取りたい精神が強く根付いてるのも事実で、近くのコンビニでランチパックの耳を揚げてチョコで固めた、ゴーレムのウンコみたいなものを食った。俺の胃で消化されてじきに俺のウンコとなるそれはまあまあ美味しかったけどキャパオーバーというか、そこまで大量の甘味が欲しかったわけじゃないなあと。味というより体験？(そんなに大きな単位じゃないけど)を求めている。ひと口だけでいい。

思えば今までの人生はほとんどそんな具合で色んなジャンル間を飛び石を渡るように移ってきた。そんなことはどうでもいい。いつの間にか規模が大きくなるのは自分の悪い癖な気がする。でもそうやって規模を大きくしてくとたまに記憶の断片と断片がぶつかってリンクする瞬間がある。そうなる時が1番楽しい。楽しいんだけどこういう語り口を人前でやると、「で？」ってなるからやめよう。

長すぎ！でもこうして散歩の振り返りをすると散歩中の脳内の補足というか答え探しみたいのができていいかも。答えは見つかってないけど。それでは。

かっこいい名前のアパート